Visual Studio for MacのインストールとProfessionalエディション以上にする方法

木曜日 , 11, 5月 2017 Leave a comment

macOS上で動くVisual Studio、『Visual Studio for Mac』が正式にリリースされました。

前身の統合開発環境『Xamarin Studio』を使っており、Microsoftによるブランド統合によりWindows版Visual Studioと操作感や機能が統一されていくのではないかと期待していたのでこのリリースは楽しみでした。
さっそくインストールしてみます。

まず、Visual Studio for Macのwebサイト( https://www.visualstudio.com/ja/vs/visual-studio-mac/ )からインストーラをダウンロードします。

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VisualStudioInstaller.dmgがダウンロードされます。
2017/05/10にリリースされたバージョンのインストーラの大きさは27MB弱なので、全部入りの環境ではなく、環境やユーザの選択に応じて必要なソフトウェアをダウンロードしていく方式のようです。

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ダブルクリックするとフォルダが開きます。
フォルダの中に配置されたアイコンをダブルクリックして作業を続けます。

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インストーラが起動します。
『続行』ボタンをクリックして作業を続行します。

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インストールを行うソフトウェアを選択します。
このときVisual Studio for Macをインストールしようとしているマシンに、既にインストールされているソフトウェア(Android SDKなど)の確認を行い、重複してインストールされないようになっています。
自分の場合、Xamarin Studioが導入済みなので、iOSとAndoroid向けのXamarin.Formsは更新インストールとなりました。

インストールしたいソフトウェアを選択し、『インストールと更新』ボタンをクリックします。

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ダウンロードがはじまります。

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ウィザードの下部に表示されているように、インストール中に何度かmacOSのアカウント確認のダイアログが表示されます。
ほったらかしにしておくという訳にはいかないようです。

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しばらくするとインストールが完了します。

『Visual Studioの開始』ボタンをクリックして、Visual Studioを起動します。

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Visual Studio for Macが起動されました。

当たり前のことですが、メニューなどのメッセージが日本語で表示されています。
UIで使用する言語は、ユーザー設定のダイアログから変更できます。

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『新しいソリューションの作成』からVisual Studio for Macで作成できるアプリケーションの種類をチェックします。
「.NET Core」の項目がまぶしいですね。Microsoft純正という安心感は大きいです。

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しかし、ここで気づきました。

ダウンロードしてインストールすると、Communityエディションとしてインストールされます。
自分はVisual Studio Professionalサブスクリプションを契約しているので、Professionalエディションにあげられないものか気になります。

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バージョン情報を確認すると、やはりCommunityエディションと表示されます。

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インストーラの選択を間違えたのではないかと思い、Visual Studioサブスクリプションのポータル画面( http://my.visualstudio.com )を開きます。

使用できるツールの一覧に、Visual Studio for Macが増えています。

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アイコンをクリックしてみると、ダウンロードやキーの入手の画面が!
さっそくダウンロードします。

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ダウンロードしたインストーラを開くと… あれ!? さっきと同じ!?
よく見るとダウンロードしたインストーラのファイルサイズも1バイトたりと違わず同じです。

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当然、インストール対象のソフトの選択画面も同じ。
しかも「インストールや更新の対象はありません。」の注釈付きです。
インストーラではなくアクティベーションで変わりそうな予感。

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Visual Studio for Macを再度起動し、『Account』メニューをクリックします。

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登録されているアカウントが表示されます。
よく見ると「!」が付いていて、『Re-enter credentials…』ボタンがあります。

ボタンをクリックし、Microsoftアカウントの認証を済ませると

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無事、Professionalエディションになりました!!

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バージョン情報を見てもProfessionalエディションです。
無事解決。

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そういえば、MicrosoftがXamarinを買収し、Xamarin Studioのアカウント設定でMicrosoftアカウントが使えるようになった頃、同じようなことがあったような…(^-^;

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