Windowsを使っているとどうしても避けられない再インストール。
最近はライセンス管理がずいぶん楽になりましたがそれでも複数台のパソコンを使っているとどのパソコンにどのライセンスを割り当てたかわからなくなることがあります。
今回、パソコンにインストールされているMicrosoft Officeのプロダクトキーを確認するためのツールを作成したのでプログラムとソースを公開します。

このツールでできること

• プログラムを実行したパソコンにインストールされているMicrosoft Officeのプロダクトキーの下5桁を表示します。
  このプログラムはOffice 2010以降に搭載されているospp.vbs( Office ソフトウェア保護プラットフォーム スクリプト )を実行しその実行結果をGUIで表示します。
  このプログラムで表示される情報はコマンドプロンプトやPowerShell上からCScriptを使いospp.vbsに/dstatusオプションをつけて実行した結果と同じです。

  ospp.vbsの詳細情報についてはMicrosoftのサイトをご覧ください。
  Office のボリューム ライセンス認証管理ツール – ospp.vbs スクリプト ( https://docs.microsoft.com/ja-jp/deployoffice/vlactivation/tools-to-manage-volume-activation-of-office#the-osppvbs-script )

• 開発環境
  Visual Studio Professional 2019 Version 16.8.4
• 動作確認した環境
  Windows 10 Ver. 20H2(ビルド 19042)
• ライセンス
  NYSL ( http://www.kmonos.net/nysl/ )
• ダウンロード (2021/07/27更新)
  ソース: http://www.ria-lab.com/omiyage/OSPP_VIEWER_SRC_1.0.0.zip
  プログラム: http://www.ria-lab.com/omiyage/OSPP_VIEWER_BIN_1.0.0.zip

使い方

1. 圧縮ファイルを展開したフォルダに格納されているOSPPViewer.exeを起動します。
2. 起動するとopss.vbsを検索し実行結果を表示します。
   パソコンに接続されているすべての固定ドライブからMicrosoft Officeの標準的なインストール先フォルダを対象にospp.vbsスクリプトを検索します。
   複数個のospp.vbsを発見した場合は、それぞれにスクリプトを実行し実行結果をまとめて表示します。

コンパイルの仕方

圧縮ファイルを展開しVisual Studioで読み込みます。