コロナ禍が始まって1年半ほど経過し、手指消毒用に確保したアルコール類に今でも有効なアルコール分が残っているか気になる時期になってきました。
今回、M5StackとMQ303Aというアルコールセンサーを搭載したseeed社のGrove – Alcohol Sensorを使って計測してみました。
本体はM5Stack Fireを使い、プログラムはArduinoで記述しています。
(センサーからの値はアナログ値で入ってくるためPort Bが備わっているM5Stack Fireを選びました)
メーカーサイトに掲載されているサンプルを参考に、計測した値をグラフ化しました。
アルコールをセンサーに近づけるとぐんぐんグラフが跳ね上がり、遠ざけるとグラフが下がります。
これもアルコールを近づけるとグラフがぐんと跳ね上がりました。
跳ね上がり方が力強いです。
食用のみりんも測ってみました。
かすかになにかを検知しているようです。
比較用としてアルコール分をまったく含んでいないはずのコーラも測ってみました。
まったく反応しません。
このセンサー、アルコールのあるなし判定には使えそうなのですが、どのくらいの濃度で含んでいるのかという測定に使うのはもうちょっと調べないと難しそうです。
アルコールを摂取した後の呼気にアルコール分が含まれているかどうか試してみると、こちらは反応しませんでした。もしかするとグラフ化する際の表示方法がまずかったのかも知れません。
とりあえず手指消毒用の消毒液にはアルコール分が残っていそうなことがわかったので一安心です。
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