SIM7080G CAT-M/NB-IoT Unitを開封10分でダメにしたのでCAT-MにSIMカードを装着し通信確認プログラムを動かすまでの記録です。
パッケージを開けると、本体、アンテナ、GROVEケーブル、レンチが同梱されています。
付属のレンチを使い本体カバーを開けると下図のような基板が現れます。
ここでスマホにSIMカードを装着するときのようにSIMカードをグイっと押し込むと端子が引っかかります。
それでも力を掛けるとSIMカードは入りますが端子があらぬ方向に曲がります。
この状態でサンプルプログラムを動かしてみましたが当然まったく反応がありません。
この状態をSNSに投稿したところSIMスロットの部分が開くということを教えていただきました。
SIMスロットの蓋を開けてからSIMカードを装着するのが正しい装着方法のようです。
金属蓋をずらす(下図では右方向にずらす)と蓋が開きました。
ちなみに、先ほど端子があらぬ方向へ曲がっていたCAT-MのSIMスロットを開けてみると見事に端子が折れていました。図の上の方にある金属片が元端子だったものです。
これでは通信がうまくいくはずがありません。
本来のSIMスロットは下図のようになっています。
今度はSIMスロットに載せるようにSIMカードを装着してみます。
SIMスロット側に切り欠きがあるのでこれにはまるようにSIMカードを置きます。
(折れてしまったものはどうにもならないのでCAT-Mユニットを再度取り寄せました。)
無事接続できました。
サンプルプログラムはこばさんの『M5Stack の SIM7080G-CAT-M-NB-IOT-UNIT で pivo を使う』で公開されていたソースをSORACOM用に変更、接続先を自分が管理しているサーバに変更しました。
6行目
#define apn “soracom.io”
23行目と27行目
modem.gprsConnect(apn, “sora”, “sora”);
[…] SIM7080G CAT-M/NB-IoTユニットにSORACOMのSIMカードを装着します。CAT-M/NB-IoTユニットは壊れやすいようです。『M5Stack SIM7080G CAT-M/NB-IoT UnitにSIMカードを装着する』で手順を紹介していますのでご覧ください。 […]