JavaでWindows Serverのセキュリティ識別子(SID)を文字列化したりバイナリ化したり変換するプログラムを作成したので公開します。
『よく知られている SID』で掲載されているものや、Windows Serverのビルトインアカウントなどで確認を行っています。
『JavaからActive Directoryのアクセス制御エントリを取得 / JavaからLDAP/Active Directoryサーバ認証』の続きです。
Raspberry Piで稼働するシステムを作りお客様本番環境へ導入する際、ネットワーク周りの調査が必要になったために作成したユーティリティです。
dhclientコマンドを実行しながらなにかの拍子に切れてしまったインタフェースを接続し直すことを試みて、Wi-Fiの電波の強さをはかり、ルータ側から切断されないようにpingを打つ、といったことをするために必要な機能を実装しています。
M5StackとGPSユニット、通信ユニットを組み合わせてGPSロガーを作成してみました。(『M5Stack/ATOMとGPSユニットを使って位置情報をクラウドに保存する / M5シリーズUIFlowからKintoneに直接データをアップロードする』の続きになります。)
前回の記事ではWi-Fi環境を使いkintoneへアップロードしていましたが、今回はIoT回線(SORACOM)を使ってアップロードしています。
SORACOM以外のIoT回線でもCAT-Mユニットが対応するSIMと通信方式であれば接続できます。
今回のサンプルプログラムではkintoneのAPI呼び出しを簡略化するためにSORACOM独自のゲートウェイサービスを使用しているので、SORACOM以外のIoT回線に転用する際は適宜環境に合わせてアレンジが必要です。
DFRobot社のGravity アルコールセンサーをM5Stackから使用するサンプルプログラムです。
M5StackとセンサーはUARTで接続しています。
プログラムが起動すると各種初期化を行い、0.5秒周期でセンサーの値を読み取り画面に表示します。
Grove アルコール検知センサー(SKU: 101020044)を使いアルコール濃度を測ろうとしたところ、ひとつのセンサーを使ったテストでは数値に怪しさが残るもののそれっぽい値を得ることができました。
しかし、複数個の同型センサーで個体差がどの程度あるのか調べてみるとてんでばらばらの値が出てしまい、どのセンサーが実際の値に近いのか推測することもできない現象が起きました。
どの程度の精度を保った製品なのか確認したときの記録です。
SKU: 101020044
メーカー製品URL: https://jp.seeedstudio.com/Grove-Alcohol-Sensor.html
使用したセンサー
裏面に「Alcohol Sensor v1.2」と記載されています。
納めた第6世代iPad miniの動きがおかしいという連絡を受けアップル社のサポートを受けたときのメモです。
Here is is slow-mo video of scrolling on the iPad Min i slowed down EVEN MORE in a frame-by-frame step through. Notice how the right moves up faster than the left.
In normal usage you barely see it, but every now and then it become noticeable. In landscape it goes away entirely pic.twitter.com/iq9LGJzsDI
— Dieter Bohn (@backlon) September 22, 2021
Raspberry Pi OS上のPython3でOpenCVを使うための手順です。
Raspberry Pi Operating system imagesより2022-01-28-raspios-bullseye-arm64をインストールした直後の状態で確認。
apt-getコマンドで下記のパッケージをインストールする。
sudo apt-get install python3-opencv python3-pil python3-pil.imagetk
QRコードを読み取りたい場合、pip3を使い下記のモジュールをインストールする。
sudo pip3 install pyzbar
毎回python3-pil.imagetkのことを忘れてしまうので備忘録。
『PDFをページごとに画像変換(PNG形式)するツール』にGUIをつけてみました。
基本的な操作はコマンド版と同じで、変換元PDF、変換後の画像ファイル保存先、DPI(解像度)を指定し実行ボタンを押すと処理が始まります。画像ファイルに変換後、指定フォルダの内容をGUIアプリケーションの画面下部に一覧表示します。
※2022/02/03 複数の画像形式(PNG/BMP/JPEG/GIF/TIFF)に対応しました。
ウインドウにPDFをドラッグアンドドロップすることで変換元PDFファイルの指定を行えるようにしました。
変換後画像ファイル保存先のフォルダを省略した場合、デスクトップにPDFファイル名+タイムスタンプのフォルダを作成し保存するようにしました。
※2022/02/05 Microsoft OCRを使ったPDFのテキスト化機能を追加しました。
指定されたPDFをページごとに分解、指定解像度の画像ファイル(PNGファイル)に変換したのち、指定ディレクトリに保存するWindows用プログラムを作成したので公開します。
ひとつのPDFから下図のように複数のPNG形式の画像ファイルに変換することができます。
※2022/02/03 14:00 GUI対応版を公開しました。
では、本当にそのまま画像化されているのか変換元のPDFをAcrobat Readerで確認してみます。
Acrobat Readerで変換元のPDFを表示したときは下図のように表示されます。
改ページがずれて次ページに少しだけはみ出てしまったパターンもそのまま画像化されていることが確認できます。
プログラムの流れとしては、以前記事にした『Microsoft OCRを用いてPDFからテキストを抽出する』とほぼ同じで、OCRエンジンに流していた画像を解像度指定でPNG形式に変換できるようにしました。