Mavericksへのアップグレードは注意が必要

木曜日 , 2, 1月 2014 Leave a comment

つい先日、ちょっとした操作ミスにより、メインマシンのMacBook ProのOSが、Mountain LionからMavericksへとアップグレードしてしまいました。(作業の最中に出たポップアップのメッセージがわかりづらくて、Mountain Lionのアップデートかと思って「OK」を押したら、Mavericksへのアップグレードだったという…)

 OS Xというのは、過去のバージョンに戻すのが厄介なOSなので、望まないアップグレードとは言え、いったんアップグレードをしてしまったら、どうにかして慣れるしかありません。頑張って慣れようとしたもののMavericksへのアップグレードされたあと、いろいろとおかしなことが起きています。

中でも最も困っているのは、風呂にお湯を張るとき、決まってお湯が溢れてしまうようになったことです。

私の場合、 お風呂タイマーの代わりにOS X上のアプリ「Minutes」を使っています。Minutesは、「時間をセット、開始ボタンを押す、時間になったら音でお知らせ」という、とてもシンプルな作りのタイマーで、購入してからとても快適に使えてきました。それが、Mavericksにアップグレードしてから、どうもおかしくなっているような気がするのです。

お湯の流量が増えたのかとも思ったのですが、観察をしてみますとお湯の流量が変動しているようには見えません。(土地柄、今の時期が最も水温が低く、その状態から適温まで上げるため、流量が少なくなります)

 

と、いうことは… 時間!? たしかに、設定してから音が鳴るまでの時間が遅くなっているような…。 しかし、人間の感覚というのは疑わしいもの(暇なときは長く、忙しいときは短く感じますし)なので、念のために1分2分で動作テストをしてみました。すると、なんの問題も無く動作しています。当たり前です。長いこと問題無く使ってきたのですから。

思い当たる原因が見つからず、 「なんでだぁー!!」と頭を抱えてしまったのですが、今日、ついに原因が判明しました!!

原因は、App Nap。

Mavericksの新機能のひとつが悪さをしていました。

App Napというのは、「起動中のアプリケーションが、ユーザの操作が及ばないバックグラウンドに回ったとき、そのアプリケーションの動作を遅くすることでバッテリーの消費を抑える。」というバッテリー節約のしくみで、Appleのサイトのコピーによれば「舞台裏では電力を無駄にしません。」となるらしいです。

 
今回は、これが災いしていました。
風呂場で蛇口を開け、お湯を張り始める、と同時にMinituesをしかけ、時間まで仕掛かり中の作業を続けようとする…という、いつもの習慣をしていたつもりが、Mavericksに変えたことによって、Minutuesでタイマーをスタートさせ、開発作業のアプリケーションに切り替えた途端、App Napが動きだし、Minutesの動作を阻害し、タイマーの間隔をおかしくしていたと。

 なんとまあ、とんでもなく余計なことを…

Appleのサイトによると「舞台裏では電力を無駄にしません。」と書いてありますが、見事に、水とガスは無駄になっていました(;´д`)トホホ

 

Mavericksは、やはり今すぐアップグレードしない方が良いOSかもしれないですね。

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